この記事はPokémon Past Generation Advent Calendar 2023の58日目の記事になります。
さて、以前ポケモンの熱帯をしようってことで以下の記事を書きました。
ampeanuts.hatenablog.com
おかげ様でいろんな方がポケモン熱帯を始めてくれて、記事書いてよかったな~と思っております。
とはいえこの記事を書いてから結構時間も経ってしまっていて、ダンパー事情もまたちょっと更新してます。
今回の記事ではFunnyPlaying社より発売している『BurnMaster』というアイテムをご紹介。
これリリースして本当にすぐに買ってたんだけど、記事書くの面倒で今の今まで放置してました。ごめんね。
たぶん今の熱帯勢はWii使って吸出ししてる人多そうだけど、こっちのほうがお手軽だよ。
どこで買えるの
Portable Cart Flasher - BurnMasterfunnyplaying.com
必要なパーツは下記の通り。金額はFunnyPlaying直販なら送料も発生しないため4500円以内で全て揃います。(為替相場次第)
どうやって買うの
ダンパーを使える状態にするうえで、買わなくちゃいけないパーツはいくつかあります。
- BurnMaster PCB KIT
これ一つを買うだけでメインの基板、バッテリー、液晶が含まれています。
何はともあれこれは必須です。
- ハウジングシェル
BurnMaster専用にFunnyPlayingが作っているシェル。いつの間にかクリアカラーとか増えててチョ~可愛い。
お好きなカラーをどうぞ。
- ボタン(ゲームボーイポケット用)
本体を操作するためにボタンでぽちぽちするんですが、BurnMasterはゲームボーイポケットのボタンをそのまま使えるよう設計されています。
もちろん純正ボタンも使用可能。FunnyPlayingならではの遊び心ですね~すごい好き。
GBPのボタンはこんな↓ところで購入できます。
https://funnyplaying.com/products/gbp-custom-buttons?pr_prod_strat=jac&pr_rec_id=1840d0df0&pr_rec_pid=4879148187709&pr_ref_pid=7050338533437&pr_seq=uniform
https://ja.aliexpress.com/item/1005005091823469.html
https://retrosix.co.uk/Game-Boy-Pocket-Buttons-c107172533
他にもいろいろあるけどまぁメインどころはこんなところ。
FunnyPlayingで基板と一緒に買っちゃうのが安く済むと思う。
- ラバー(ゲームボーイポケット用)
同じくボタン接点用のラバーも必要です。こちらもゲームボーイポケット用のものと互換があります。
使用するのはABボタン、十字キーのラバー2つのみです。Start/Select用は余ります。
FunnyPlayingで基板と一緒に買っちゃうのが安く済むと思う。
GBP Replacement Silicone Padsfunnyplaying.com
- カバー
必須ではありません。ていうかぶっちゃけ邪魔なのでなくていいかもしれない。
カートリッジスロットのカバーです。
でも構造上隙間だらけだし、別に埃除けにはなっていない。
あったほうが可愛くなる。
どうやって使うの
ここではあくまで熱帯用に「ポケットモンスターエメラルド」のロムデータ及びセーブデータを吸い出すことを前提としています。
なお組み立て方法は別記事にまとめるつもり。
初回起動時は組み立てした後にFWのアップデートを実施してください。
1. 電源を入れる
GBAを吸い出すときは電源のスライドスイッチを真ん中にします。上まで入れてしまうとGB/GBCの吸出しモードで起動しちゃうのでご注意。
2. カートリッジを差し込む(電源入れる前でもいいよ
3. "Game Boy"にカーソルを合わせてAボタン
4. "Game Boy Advance"にカーソルを合わせてAボタン
5. ヘッダー情報が読み込まれ、接触不良などが起きていないことを確認してAボタン
ロムデータを吸い出したい場合
1. "Read Rom"を選択
2. カートリッジのロムサイズを選択。(エメラルドの場合は16MBを選択してください。)
3. 吸出しを開始する。
4. 100%になり吸出しが完了
5. microSDをPCに接続して吸い出したデータを確認
エメラルドの場合":\GBA\ROM\POKEMONEMER\0\POKEMONEMER.gba"を確認。
セーブデータを吸い出したい場合
1. "Read Save"を選択
2. カートリッジに合うセーブ種別、サイズを選択。(エメラルドの場合は512K FLASHROMを選択してください。)
3. 吸出しを開始する。
4. 100%になり吸出しが完了
5. microSDをPCに接続して吸い出したデータを確認
エメラルドの場合":\GBA\SAVE\POKEMONEMER\0\POKEMONEMER.fla"を確認。
6. フラッシュロムなどを吸い出した場合、拡張子が".fla"となっているので、エミュ等で読み込めるよう拡張子を".sav"に変更する。
おわり
以上こんなもんですね。
金額も含めかなりお手軽に購入できるとは思います。
あとここでは特に触れていませんが、フラッシュカートへの書き込みの機能も持っているので、FunnyPlayingが独自に開発しているフラッシュカート(MidnightTrace)や中華系のフラッシュカートへの書き込みも可能です。(確認済み)
とはいえデメリットとしてはロムデータのサイズやセーブサイズ、種類を予め把握しなきゃいけないというのがかなり面倒…
特にセーブ周りはSRAM(ボタン電池で保存してるやつ)のソフトに対してフラッシュを選択してしまうとデータが消える可能性もあるので要注意。
あくまで自己責任でよろしくね。
ロムの吸出しができたらぜひ、みんなで熱帯して遊びましょう。
闘う者達は闘技場で待っている。